目の前のことだけに精一杯に働いてきた1~2年目と比べて、社会人3年目は、ようやくまわりが見えてくる時期ではないでしょうか。
ある程度仕事にも慣れてきた時に、ふと今の仕事を見つめ直してみると、
・今の仕事にやりがいが感じない…
・ここ最近まったく成長していない気がする…
・ずっと我慢してきたけど人間関係がつらい…
上のように、仕事に対し不安を感じ始め、辞めたいとも思う時期でもありますよね。
ですが、そんな不安を感じているのはあなただけではありません。3年目のジンクスとして感じてしまうのには理由があります。
本記事では、仕事における3年目のジンクスに悩んでいるあなたに向けて、不安に感じてしまう理由や3年目のジンクスを乗り越える方法を解説しています!
この記事を読んでいただければ、今の仕事に対する不安が無くなり、明日から前向きに働けるヒントがきっと見つかるはずです!
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仕事における3年目のジンクスとは?つらい・辞めたいと悩みが多くなる時期
仕事での3年目のジンクスとは、モチベーションの低下、仕事に飽きるといった、社会人2~3年目での仕事上での不振を指します。
今まで積み上げてきたものに対してこのままでいいのかと、悩み迷う時期です。
実際に入社3年以内での離職率は30%を超えていると厚生労働省も発表しています。
就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が35.9%(前年度と比較して1.0ポイント低下)、新規大学卒就職者が31.5%(同0.3ポイント上昇)となりました。(参照元:厚生労働省新規学卒就職者の離職状況)
データでも示されているように就職後3年目の離職率が高いのは事実なので、今何かしら悩みや不安を抱えるのは、ごく当たり前のことです。
当たり前と簡単にいわれても、真剣に悩んでいるので…
まずは自分がなぜ3年目のジンクスを感じているのか?理由を探ってみましょう。
仕事のジンクスを感じてしまう理由!3年目に訪れる7つの壁
社会人3年目でぶち当たる壁には、一体どのようなことがあるのでしょうか。
上手くいかず、やる気が出なくなってしまう7つの理由を確認してみましょう。
新人扱いされなくなる
3年目ともなれば、新人扱いをされなくなってきます。
手とり足取り教えなくても、通常業務は一人できることを前提に、仕事を割り振られるようになってくる時期でもあるでしょう。
急な会社からの期待値の上昇に対し、プレッシャーを強く感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
仕事ができずミスばかりしてしまう
新人ではありませんが、社会人3年目ではまだできないこともあります。いまさら素直に質問できず、失敗が続くと落ち込んで仕事に身が入らなくなってしまいます。
同じ失敗をして叱責され、負のループに陥るとミスの連発なんていうこともありますよね。
何度も同じことを聞くのは社会人としてNGですが、困ったときは素直に助けてもらって大丈夫です。
同期や後輩と比較される
3年目は一緒に入社した同期が先に結果を出し始めたり、優秀な後輩が入ってきたりすると、一体自分は何なんだ?と考えてしまうこともあるでしょう。
同期はどんどん成長しているのに、自分は全く上手くいかない。
後輩が入ってきたが、追い抜かされてしまい存在意義が分からない。
上司に業績を比較され落ち込んだり、他人と比較して仕事へのモチベーションが低下するとパフォーマンスにも影響が出てきます。
マンネリ化する・成長を感じなくなる
繰り返しの業務の場合は、年数がたつと成長を感じられなくなっていきます。
- 毎日同じことの繰り返しで仕事にやりがいが感じられない
- 仕事でやりたかったことを見失ってしまう
- 今まで自分は何をやってきたのか疑問を感じる
といった気持になり、やる気がなくなったり、焦りが生まれます。
将来性に不安を感じてくる
- 3年間働いてきてこの仕事は自分に向いていないのでは?
- 働いているうちに慣れると思ったけどそうでもなかった
という場合は、このまま働いていていいのか、将来に不安を感じるようになります。
また、先輩や上司を見て尊敬できなければ、同じようになるのが怖いな・・・と心配になるのです。
給料が上がらない
業務量も増えてきて、仕事内容も充実してきますが、仕事量に対する対価が得られていなければモチベーションは下がってしまいますよね。
上司や先輩の給与体系が分かれば、将来もらえる給与がどのくらいか?その金額に満足できるのか見極めることもできます。
ただし、2023年大手企業では3.64%、中小企業では3.23%の平均賃上げ率で、30年ぶりの高水準ですが、毎月の給与が大幅に上がるということはないということは知っておきましょう。※賃上率引用元:日本労働組合総連合会 2023年春闘
大幅な昇給は期待できないけれど、自分の働きに対して給与が妥当かを冷静に考えるのは、自己分析にもつながるので良いですね。
人間関係が合わない
人間関係は3年目でなくとも、悩んでいる人が多い課題です。
仕事は必ずしも仲のいい人と出来るわけではありません。合わない人がいる中でも円滑に業務を進めることが求められるのです。
自分の感情が割り切れない、まわりの理解が得られない時は、疑問を感じてしまいますし、本当に辛い思いをすることもあります。
人間関係については、働く上での大きな課題の一つです。我慢しすぎると体を壊してしまいますので、辛い!と思ったら一旦退散も考えましょう。
仕事における3年目のジンクスを乗り越える対処法
ここでは、仕事で3年目のジンクスを乗り越える方法を見ていきましょう。
書かれている内容を、いきなりすべて行わなくても大丈夫です!
どれか一つでも、一部分でも出来たら良いので少しづつ前進していくことが大切です。
今の自分を好転させていくイメージを持ちましょう!
社会人3年目に求められるレベルを理解して行動する
3年働いてまわりから求められているレベルとはどのくらいなのでしょうか?
- 自分で考えて行動できる
- 一人でも成果があげられる
- 後輩の指導ができる
- 上司と現場の間に入る
言われてからやるのではなく、主体的に行動する力が求められるのが、社会人3年目以降の存在です。
ちょっとレベル高くない?と思った方!まだ社会人3年目なので遅くないです。
自分ができる仕事が、どのレベルなのか?できること・できないことを紙に書くと分かりやすいですね。
紙に書いたら、
- 出来ることはそのまま自信を持ってやる
- 出来ないことは目標にしてチャレンジ
小さなことでも目標を立てるのが一番いいですね。
チャレンジするときに困ったら、成功している人に聞くのが近道ですよ。
コミュニケーション能力も身につくので、先輩や上司にもアドバイスをどんどんもらいましょう。
今いる場所の1段上にちょっと上るだけで3年目のジンクスを抜け出せます。
焦らずに自分のペースで仕事を行う
3年目だからと言ってバリバリ仕事ができるようになっているとは限りません。
しかし、まわりと比べて焦ったり、どうせ自分は出来ないと思っていては3年目のジンクスから抜け出せず、負のループにはまってしまいます。
負のループのドツボにはまってしまったときは以下のように対処するのがおすすめ!
- まずは落ち着く、一旦深呼吸をする
- 自分にできることからやる
- 仕事のルーティーンを作って自分のペースを守る
自分の仕事のペースが出来たら、次の課題にチャレンジして一歩ずつ階段を登っていけばいいのです。
身長と同じで人それぞれ成長度が違います
今の自分にできる精一杯をコツコツとやることで、まわりの信頼を得られたら、あなたに足りないところを補ってくれる同僚や、助けてくれる上司はきっとできるはず。
まわりとの関係性が良好になれば、3年目のジンクスなんてあっという間に過ぎ去っていきます。
仕事は生活のためと割り切る
社会人3年目で毎日同じことの繰り返し、仕事がつまらないと感じている場合は、お金や生活の為と割り切ってしまうのも一つの方法です。
割り切ることでストレスを減らし、自分の気持ちを切り替えて前向きに働けば、新たな発見や成長が感じられるでしょう。
割り切る為のポイントは前向きになるために何をしたらいいか?を考えることです。
副業など別のことでマンネリを打破する
3年目ともなれば大体の仕事と生活のペースが身について楽になっている代わりに慣れてきてしまって、仕事がつまらないな…と感じていたら副業がおすすめです。
おすすめは、
- クラウドソーシング
- 単発バイト
- ブログ運営
- フリマアプリ
副業は自分が企画・営業・経理と多くの業務を一人でやることになったり、社外のつながりができ、新たなチャンスになるというメリットがあります。
自己成長に直結しますので、3年目でキャリアを模索している方、チャレンジ精神旺盛な方はやってみると良いですね。
副業はちょっとな・・・という場合は、社外のコミュニティに参加するのもおすすめです。
ビジネスだけでなく地域のコミュニティでも習い事でも、いろんな年齢や職業の方がいてフラットに付き合えるところに飛び込んでみて下さい。
人付き合いが苦手で怖い方は、大手がやっているビジネスセミナーに参加するなど、新しい考えを取り入れていく姿勢が大切です。
会社員生活だけでは経験できない世界を垣間見ることで、働き方の視点が変わります。
自分の可能性を発見でき、3年目のジンクスを乗り越えられるのです。
人間関係や将来に不安を覚えるなら転職も検討しよう
職場での大きな悩みの一つである人間関係ですが、
- 人間関係の修復が難しい
- ストレスで胃に穴が開きそう
- ハラスメントがある
以上のようなことが当てはまるなら、転職することを強くおすすめします。
自分が押し込められてつらい状況の場合は、成長することも難しいので、手っ取り早く環境変えてしまいましょ。
将来が不安という場合は、自分の将来のどこが不安なのか、どうしたら不安がなくなるのか?を冷静に考えて進むべき方向を見出していくことが大切です。
例えば、
収入が不安→年収UPの為に、キャリアアップや資格にチャレンジ
というように不安だからどうするか?の改善点を探すと次の行動が見えてきて不安が軽くなります。
転職する場合は、同じことの繰り返しにならないように、転職先のリサーチや自分がどのようなことで役に立つか、どうしたら幸せになれるかを考えていくと上手くいきます。
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仕事をやめたいけど何がしたいかわからないなら【自己分析】から始めてみて
3年目のジンクスで転職を考えているけれど、全然何をしたらいいか分からないという場合は、自己分析がおすすめです。
自己分析って就職活動の時にやるイメージですが、社会人になってからも定期的に自己分析を行うことは、自分を見つめ直す意味でも大変効果的なんですよ♪
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仕事における3年目のジンクスは乗り越えられる!辛いなら転職も視野に入れよう:まとめ
仕事での3年目のジンクスはつらい時期だと言えますが、新たな自分を発見をするチャンスでもあります。
辛くて苦しいのであれば、自己分析をして転職に踏み切るのも良い決断です。
物事にはいつも表と裏があって、裏の時期は辛いのですが、面白いことに逆転の発想で成長することもできてしまいます。
今回紹介した3年目のジンクスの乗り切り方で、自分のやりがいをぜひ見つけてみてください!